アヴェニューセルクリニックでは最先端の再生医療、足のむくみの日帰り治療を受けることができます

再生医療局所注射治療
細胞加工施設届出済 第二種再生医療等提供計画提出済

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アヴェニューセルクリニックは第二種再生医療等提供計画番号を取得しています。

幹細胞をもちいる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会でその治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制が厳しく審査されます。そこで適切と認められれば厚生労働省に治療計画を提出することができ、はじめて治療を行うことが可能となります。アヴェニューセルクリニックは正式なプロセスを踏み厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を提出し、計画番号を取得した医療施設です。

靭帯・腱損傷に対する自己脂肪由来幹細胞を用いた局所注射療法

●目的および期待できる効果

 靭帯・腱損傷は、スポーツや事故だけでなく、日常生活を送る上での怪我などによって起こります。無理に引き離す力や捻る力など、過剰な力が靭帯や腱に加わることで伸びたり断裂して、引き起こされる疾患です。靭帯・腱は血流が乏しい部位も多く、自己修復しにくい場合があります。そのため、通常の治療法では、治るまでに少なくとも1ヶ月から1ヶ月半程度かかり、長期間の治療が必要になることも多い疾患です。場合によっては自然治癒しないこともあります。靭帯・腱損傷が治らず残ってしまうと、関節が不安定になり慢性的に痛みが続くことや関節への負担が増え、関節変形の原因となることもあります。またスポーツをしている方は、パフォーマンスへ悪影響が出てしまう場合もあります。
 本治療は、脂肪由来幹細胞を靭帯や腱に注入することによって、靭帯や腱損傷に由来する疼痛、関節の不安定性を改善することを目的とした治療法です。幹細胞を損傷部位に投与することで、炎症を抑えると共に損傷した組織の治癒・修復が促進されることが期待されます。
 海外ではPRP治療とともに、プロスポーツ選手やトップアスリートが利用する治療法としても知られています。

治療の流れ
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問診および術前採血

医師が治療の特徴と期待される効果などを説明致します。また術前に感染症などの検査を受けて頂きます。
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脂肪採取および培養用の採血

へその中に約5mm皮膚を切開し、米粒1~2個ほどの脂肪を採取します。術後、この傷はほとんど目立たず、痛みもほぼありません。採取自体は短時間で終了し、抜糸の必要はありません。また、同日に培養の行程に必要な血液を採取します。
*若干の内出血を来すことがありますので、当日の長風呂や過激な運動はお控えください。
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培養

組織採取後すぐに、CPC内にて細胞培養を開始し、治療に必要な数まで増やします。全行程はCPC内にて行われ約3-4週間の期間を要します。
*患者様によって若干前後しますのでこの時点では投与日は確定できません。
*培養過程で異常が認められた場合は培養を中止することがあります。
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ご連絡

細胞培養開始約2週間後のある段階で残りの培養に必要な期間が確定します。ここで投与日(治療日)をご相談の上、確定させて頂きます。細胞投与を最適な条件で行うために、一度確定された投与日(治療日)は原則として途中変更できません。
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投与

確定させて頂いた日時に治療を行います。場合によっては局所麻酔を行った後に注射を行います。投与は、目的とする部位に注射で行ないます。数分程度、安静にしていただく場合があります。ガーゼや絆創膏は翌日に取り除いて下さい。2回目の投与をお考えの方は、細胞を投与する日に2回目の培養に必要な血液を採取する場合があります。

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術後

術後腫れることがありますが、ほとんどの場合それほど大きく腫れることはありません。念のために消炎鎮痛薬をお渡しします。治療を受けてから6ヶ月後までは、最低でも2ヶ月に1回ご来院頂き、治療効果を判定いたします。
提携機関にてMRIなどを撮影して頂くこともあります。
*若干の内出血を来すことがありますので、当日の長風呂や過激な運動はお控えください。
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投与後のスケジュール

投与から6ヶ月間は経過観察を行います。場合によっては6ヶ月を満たない期間において再投与することもあります。一度の治療でも効果を実感して頂けますが、より大きな効果を望まれる場合は細胞を凍結保存し複数回注射することが出来ます。保存期間や料金に関してはクリニックにてお問い合わせください。