膝裏に浮き出た青い血管を気にされる女性が多くいらっしゃいます。
実は、加齢に伴う症状ですので、見た目の印象を意識される方には治療をお勧めしています。
原因は、皮下の浅い部位にある静脈の血液が停滞し、鬱滞(うったい)して拡張してしまったことが原因です。
このような症状は、血管を固める薬剤(硬化剤)の注入(硬化療法)で治療するのが一般的です。硬化療法は治療時間も短時間で済みますし、痛みも少ないというメリットがありますが、デメリットは約1/4程度の方に3ヶ月から最長で1年程度続く頑固な色素沈着が出現することです。
青い血管が気になるのに、茶色い血管になってしまったでは意味がありません。当院では硬化剤を使用せずにマイクロサージェリーで静脈を除去する治療法をおこなっています。この方法では色素沈着を殆ど起こさないので、色素沈着がとくに心配な方はご相談ください。